陥入爪(かんにゅうそう)は生活の改善で防ぐこともできる
陥入爪(かんにゅうそう)とは巻き爪がひどくなり、爪の両端が皮膚に食い込み、周りが赤く腫れ血が出てきて、爪の横に肉芽(にくげ)と呼ばれる赤い肉の塊ができてしまう状態のことを言います。
そのため、靴を履くのが困難となり、歩行も痛みですることができなくなります。手足に起こりますが、足の親指が一番起こりやすい場所です。
陥入爪の原因
陥入爪の原因としては次のことが考えられます。
- 巻き爪からの発展。
- 手入れの際の誤った爪ヤスリの使い方。
- 靴が自分の足に合っていなかったり、つま先の細いハイヒールを履いている。
- 深爪である。
- 長時間の立ち仕事をしている、もしくはしていたことがある。
- 足の指に負荷がかかりすぎている。
陥入爪を防ぐためには日頃の生活改善が肝心
以上のように、実は日頃の生活の改善で防ぐことができる症状でもあります。
例えば靴のサイズが合わないようであれば、靴の販売店に行き、どのような靴が自分のサイズに合っているのかを一度聞いてみると良いでしょう。一般的には足のクルブシと、靴のつま先を折り曲げたときの折れる位置が合うものを選ぶと良いとされています。
この方法で靴を選ぶと、足の指が短い日本人の場合、先端に1センチ~2センチの隙間ができてしまい、履き心地が悪いと思われる方もいますが、しばらく履いていると慣れるものです。
また、深爪が原因の場合、爪を切る際に注意してください。少し丁寧に爪を切るだけで予防になります。
問題は、長時間の立ち仕事で足への負担が多い人の場合です。なるべく足への負担がかからない靴を選び、さらにクッションを中に入れてみるのも1つの手です。また、つま先に体重をかけすぎると負担となってしまうので、体重を分散させるように心がけるだけでも違うと思います。
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