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加齢以外の原因で縦に黒褐色のスジに注意

スジ爪』でも説明しましたが、爪に縦線状のスジが現れるのは、特に問題がなく加齢によるものだったり、悪くても乾燥がひどくなった場合や血液循環が悪くなっている場合のことが多いのです。

しかし、特に黒褐色が縦線状に入っている場合は爪下悪性黒色腫(メラノーマ)の疑いがあります。

メラノーマとは悪性黒色腫と呼ばれる皮膚ガンの一種です。皮膚のメラノーマは通常、黒く「ほくろ」のようにみえるので、「ほくろのガン」と言った方が分かりやすいでしょう。このガンは非常に悪性度が高いのです。

進行が速く、治療が手遅れになると生命に関わってくることがあります。しかし、早期の状態で見つけ、手術を行えば、ほぼ治すことができると言われています。そのため、爪に「ほくろ」もしくは「黒いスジ」が入った場合には専門医の受診を受けてください。

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万が一の場合でも早期発見、早期治療となるようにと考えています。あくまでもメラノーマは可能性の一つであって、ただの「ほくろ」の場合もありますし、色素沈着である可能性もあります。

いずれにしても、可能性として重篤なケースも考えられるため、専門医の受診を速やかに受けることが良いでしょう。


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