水虫になりやすい性別と年齢のデータ
男性 | 女性 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | |
---|---|---|---|---|---|---|
38% | 62% | 12% | 44% | 26% | 18% | 詳細 |
上記は当サイトが独自でデータを収集し、水虫の男女の割合と、初めて水虫になってしまった年代を表にしたものです。
「水虫は中年の男性がなるもの」
というイメージが根強くあるようですが、意外にも若い世代、さらには女性が水虫になっていることが分かると思います。
以下では、さらにデータを細かく紹介します。
目次
なぜ若い女性に水虫が多いのか?主に2つの理由が関係していた
女性が水虫になる原因として考えられるのは、主に2つの理由があるようです。
1つは「ストッキングとパンプスを常用すること」。
もう1つは「冷え性の人が多い」ということです。
ストッキングとパンプスで蒸れた状態を作り出している
まず、働く女性の多くはストッキングとパンプスを履いています。
これは社会人として1つの身だしなみでもあるのですが、長い時間着用することで足の中が蒸れた状態になりやすいのです。
この蒸れた状態こそ、水虫の原因菌が好む環境なのです。
冷え性対策が裏目に出ることも
次に冷え性。女性は男性よりも冷え性であると言われています。そのため、常に足元を温かくする工夫をすることがあります。
お風呂から出てすぐに靴下を履いたり、寝る時も靴下を履き続けたりなどです。
足元を温かくするということは、蒸れた状態を作り出しやすくなります。つまり冷え性対策で足元を温めているはずが、実は水虫の原因菌が好む環境を作り出してしまっているのです。
どうすれば水虫のリスクを減らせるのか?
一番の解決策は、水虫の好む環境を作り出さないということです。
しかしそうはいってもなかなか難しいかもしれません。
そもそも水虫の原因菌である白癬菌が定着するまでには約24時間かかると言われています。つまり24時間以内に足元を清潔にする機会があれば、水虫になるリスクは軽減されるわけです。
そのため、足元が蒸れた状態を作ってしまっていたとしても、必ず毎日お風呂に入り、しっかりと足を洗って清潔にするよう心がけましょう。また、お風呂から出た後もしっかり水分を取り、乾燥させるようにしましょう。
このようにすることで水虫になるリスクを減らすことができます。
また、ストッキングやパンプス、靴下は定期的に洗うようにしましょう。それらを清潔に保つことでやはり水虫になるリスクを下げることができるのです。
注意していたのに水虫になってしまったら
足元を清潔にしていたのにも関わらず水虫になってしまった場合には、すぐに皮膚科へ行くようにしてください。
以下のデータでは興味深い数字が出ました。
男性 | 女性 |
---|---|
100% | 67% |
この数字は「足元に違和感を感じた、もしくは水虫かもと思い病院に行った男女の割合」を示しています。
男性の場合、当サイトが集めたデータでは100%の割合で1度は病院に行きました。
女性の場合は約67%の人は病院に行きましたが、残りの約33%の人は、一度も病院に行くことがありませんでした。
そして病院に行った約67%の女性においても、すぐに行ったわけではなく、市販薬や民間療法を試し失敗したため最終手段として病院に駆け込んだという人が多かったです。
ではなぜ、多くの女性がすぐに病院に行かないのか。それは「恥ずかしい」という理由です。
恥ずかしいのは分かるが病院に行ったほうが良い
「女性が水虫なんて恥ずかしい」
そう思われる人が多いようですが、病院のお医者さんは患者の性別は気にしません。また、実際い多くの女性患者を診ているので物珍しくも感じません。
それでも抵抗のある人は、女性のお医者さんのいる皮膚科に足を運んでみてはいかがでしょう。
いずれにせよ、恥ずかしいと思ってもほんの数分間の話です。その数分間を耐えれば水虫治療に適した薬を処方してくれます。
「頭では分かっていてもそれでもやっぱり病院には行きたくない」
そう思われる方は、せめて市販薬を使うようにしてください。市販薬の場合、店頭で購入しなくても今ならインターネットで購入することもできます。
ただしやはりおススメは、最終的にでも専門家の受診をおススメします。
お断り
ここで紹介しているデータは、当サイトが独自に調査を行った結果算出されたものです。そのあたりをご了承いただいた上で参考値としてご覧ください。