巻き爪(まきづめ)とは
巻き爪とは、爪が皮膚に食い込んでくる症状の事を指します。
陥入爪と同じで、爪が長いときに爪甲が靴の両側から押されて先端が湾曲し、爪床の皮膚を挟んだり、食い込んだりしてしまう状態のことです。
対処法
巻き爪の治療は、一般的に皮膚科へ行くのが通例です。しかし、爪の具合によっては、外科の可能性もあるし、形成外科や整形外科の場合もあります。しかし、一般的に考えるとまず初めに皮膚科へ行くことをオススメします。
その後、お医者さんの判断を仰ぎ、形成外科や整形外科に行くことも考えると良いでしょう。
主な治療法としては、
- 爪甲の一部を切り取って人工爪(つけ爪)を作り、爪の湾曲を徐々に小さくしていく
- 強力な弾性をもったワイヤーを入れ、時間をかけて彎曲を軽減させるような方法
があります。
歯の矯正と同じように、どうしても時間がかかってしまいます。また、それでもダメな時は手術治療もあります。
その他、一般の外科で巻き爪の治療をしてもらうと爪を切るだけというときもあるし、形成外科や整形外科の場合には爪をはがす外科的な治療を行う場合もあるようです。ちなみに、ワイヤーを使っての治療費は医療保険が使えず、自費診療となりますが4,000円~20,000円前後が相場のようです。
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病院によっても異なる巻き爪治療法
巻き爪の治療方法は、「この科ではこれ」という決まりはなく、巻き爪の治療方針というのは、病院の先生の判断も大きいことですから、その病院がどういった治療方針なのかはあらかじめ調べておいた方がよいでしょう。
いずれにしても巻き爪は、早く治療を開始すればそれだけ早く改善するはずです。また化膿した状態が長く続いていれば、骨の方に細菌が進入してしまう可能性もあります。巻き爪が原因で化膿してしまい、痛みもあれば早急にでも病院を探して受診するべきです。
また、巻き爪から陥入爪(かんにゅうそう)になってしまうこともあります。そうなると痛くて靴を履くことすらできなくなります。早期治療が必要となります。
予防法
曲がっている爪を切り、靴は先端の丸いゆったりしたものに替える。
巻き爪経験者の写真と声