赤ちゃんの巻き爪
巻き爪は誰にでもなる可能性のある病気です。それは、赤ちゃんも例外ではありません。
赤ちゃんが巻き爪になってしまう原因としては、先天的な遺伝によるものもありますし、後天的な深爪によるものもあります。ただでさえ薄い赤ちゃんの爪なので、履く靴がきつくても発症する可能性があります。
深爪が巻き爪の原因になる理由は、爪の成長に関係があります。深爪をすると、爪の先端部分もしくは両端が、皮膚に食い込みやすくなります。その後、爪が成長をすると、巻き爪になる可能性があります。
赤ちゃんの場合、爪の成長スピードが速いため、爪が皮膚に食い込んでしまう可能性が大人よりも高いわけです。
更に、赤ちゃんは歩くことができません。大人の爪が平らであるのは、両足で歩くことによるものが大きいのです。そのため、両足で歩くことができない赤ちゃんは、爪の伸び方が大人と比べて不自然になってしまう可能性があるのです。
赤ちゃんが巻き爪になってしまい、万が一皮膚に爪が食い込んでしまった場合、その傷がその他の皮膚に飛び火してしまうことがあります。
そのようなこともあり、子育てをしている親御さんには、特に注意深く赤ちゃんの爪を観察してもらいたいと思います。
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成長すると治ることもある巻き爪
赤ちゃんの巻き爪の原因が、爪が薄いことが原因とすれば、成長するに従い緩和、完治することもあります。
赤ちゃんの爪はとても薄いため、巻き爪だけでなく、匙状爪(スプーンネイル)にもなる可能性があります。しかし、自分の足で歩き始め、運動をすることで爪が鍛えられ、丈夫になり、正常な爪になることもありますが、そうでない場合もあります。
そのため、保護者の方にはよく子どもの足を観察してもらい、成長しても症状が出ているようであれば専門医の受診をオススメします。
巻き爪経験者の写真と声